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コラム 学識者・企業人はこう考える!

- 平成27年度 循環・3RシンポジウムシリーズT  資源リサイクルフォーラム -

平成27年度 循環・3RシンポジウムシリーズT 資源リサイクルフォーラムが、平成27年10月16日(金)、静岡市市民文化会館中ホールにて開催されました(参加者は約450名)。

午前中には、第54回静岡県環境衛生大会も開催され、環境美化功労者等への表彰等も行われました。

 

講演は、「循環型社会の構築に向けた取り組みについて」と題して、株式会社セブン&アイホールディングス総務部資源リサイクル 藤乗照幸 氏から、セブン&アイホールディングスとしての環境への姿勢に対する説明の後、傘下のイトーヨーカ堂の廃棄物抑制のための様々な取り組みや消滅型生ごみ処理機の導入による効果に対して話されました。

 

株式会社セブン&アイホールディングス総務部資源リサイクル 藤乗照幸 氏

 

会場からの質問と回答

・ 田畑にごみの入ったコンビニエンスストアの袋がたびたび投棄されているが、対策等についてはいかがでしょうか。

→ レジ袋の配布数を減らしていきたいと考えています。

 

・ コンビニエンスストアのゴミ箱が店舗外でなく店内に設置されるケースがありますが、付近の環境美化を考えると、外に設置したほうがいいのではないでしょうか。

→ ゴミ箱の設置場所は各店舗のオーナー様が各自の判断で決められており、私どもとして指導をすることはありません。セブンイレブンの店舗はおおよそ30坪程度で、狭いスペースはなるべく商品陳列のために使用したいはずですが、あえてオーナー様が店内にゴミ箱を設置されるのは、家庭などの持ち込みごみに大変苦労されている現状があります。

 

 

特別講演では、松本聡氏(一般財団法人日本土壌協会会長、東京大学名誉教授、NPO法人生ごみリサイクルウネットワーク理事長)より、生ごみに関する話題提供が行われました。氏は、生ごみは平均水分率85%以上で、このことが生ごみの取り扱いを難しくしている原因(嵩さ、重さ、臭気)であり、水分を如何に減らすかが課題であるということでした。

さらに、生ごみは植物であるから、焼却してもカーボンニュートラルである、いう話がありますが、水分率の多い生ごみは、燃焼に助燃材として重油などを大量に必要とするため、是非、各家庭の庭先で、堆肥として有効活用して欲しい、ということでした。

 

一般財団法人日本土壌協会会長 松本 聡 氏

 

会場からの質問と回答

・ 海外事例でディスポーザー(排水溝に備え付けられたカッターで野菜屑等は全て細かくなり、生ごみを全て下水道に流す処理方式)があったが、日本ではなぜ普及しないのでしょうか。

→ ディスポーザーの導入には、下水道が不可欠で、また負荷も高くなることから、下水処理場の処理能力もより大きなものが求められます。日本でも高級マンション等で一部導入されているところがありますが、日本は焼却大国ということもあり、あまり進んでいないのではないかと思います。生ごみの堆肥化に関しては、いわゆるトンパックに生ごみを入れて醗酵させる方法が、通気性等の観点から、よい方法です。


 

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