静岡県環境ビジネス情報サイトエコマート静岡メニューへスキップ本文へスキップ

サイトマップ

ホーム >

コラム >世界に誇れる景観を、県産材で守る・作る(静岡県森林組合連合会 代表理事会長 榛村 純一 氏 )

ここから本文

コラム 学識者・企業人はこう考える!

- 世界に誇れる景観を、県産材で守る・作る - (静岡県森林組合連合会 代表理事会長 榛村 純一 氏 )

県森林組合連合会榛村会長様

2015年7月5日。韮山反射炉が世界遺産に登録されました。
これは2013年の富士山に次ぐ、県内での世界遺産登録となります。
相次ぐ世界遺産登録に誇らしい気持ちを抑えずにはいられません。

 

また、伊豆半島では世界ジオパーク登録へ向けて、着々と準備をしています。
これらのことから、今静岡は世界から素晴らしい景観のある県であると認められつつあるということがいえるのではないでしょうか。そのため、これら景観を守っていくことは観光資源を守る上でより一層重要になってくると考えられます。

 

静岡県森林組合連合会では県産材を利用した様々な木製品を取り扱っており、公共事業や民間事業体への木材利用の提案、販売を行っています。木製品は風景に自然となじむことが出来、落ち着いた景観を提供することが出来ます。特に景観に配慮した場所にお勧めしているのが木製ガードレール「ログガード」です。


old有東木 有東木


上記は設置前、設置後と比較した写真です。どうでしょうか。白いガードレールに比べ、ログガードはどことなく落ち着いた雰囲気が感じられないでしょうか。

 

ログガードは鋼板に半割した円柱加工丸太をボルトで固定したものを使用しています。
設置するにあたっては既存の支柱を利用できるため、ビームのみの交換が出来るのも特徴の一つです。また、木部に対しては防腐処理を行っているため、長期的に腐らない木材を使用しています。長期的に木材が腐らないということは、長期的に木材内に炭素が蓄えられているということであり、CO2の削減など地球環境にも貢献していることになります。本製品は静岡県リサイクル認定制度にも登録されています。

 

今後、静岡県は観光客がますます増えていくことが予想されます。そういった中で、静岡を訪れる観光客、また静岡県民に素晴らしい風景、素晴らしい街並みを提供していくことは満足度を高めるうえでも非常に重要なことではないでしょうか。それら風景、街並みを作っている素材が県産材であれば、それは正に純度100%の静岡の風景が提供できることではないかと思います。

 

ログガードのみならず、県産材の新しい使い方を提案し、地元の木が世界の風景になるよう、これからも努めて参りたいと思います。

 

平成27年10月

(執筆は平成27年8月)

 

静岡県森林組合連合会

代表理事会長 榛村 純一

 

 

前に戻る