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コラム 学識者・企業人はこう考える!

- 瓦や陶磁器の廃材を屋根に!! - 株式会社名倉ルーフ 代表取締役社長 名倉孝次 氏

平成7年の阪神大震災以降、住宅建築における瓦の需要が減少し何とか仕事の確保をと苦悩していたある日、「雨の音がうるさくて眠れないんだけど何とかする方法はないかね?」という電話がありました。

 

そこであれこれ考えているうちに「いつも捨てている廃瓦を利用して屋根材を作ることによって、瓦の良さを生かし屋根を生き返らせることは出来ないだろうか?」と思いつきました。ここから「エコカパラ」の開発はスタートしました。

 

廃瓦の粉と粒に接着剤を配合して吹き付ける製品ですが、ここまで来るにも粉と粒の大きさはどのくらいが適当であるか、また接着剤との相性だけでなく配合割合はどのくらいが適量であるか等試作に試作、失敗に失敗を重ね現在に至りました。

 

やっと形になってはきましたが、弊社は名のある大企業ではありません。どうしたらこの製品が信頼され多くの方に使ってもらえるか。良い製品が必ず売れるわけではありませんので大学や公共の研究所での試験を行い、製品の安全性や効能、信頼性を高める事を行ってまいりました。そして厳しい審査をクリアしなければならない「静岡県リサイクル認定」にチャレンジしようと考えました。

 

 

「エコカパラ」の特長といたしましては、まず第一に遮音性です。

3〜4oの瓦や陶磁器屑の層を形成するため、金属製の屋根ですと雨音が施工前の100分の1以下(ほとんど気になりません。)になります。

 

第二に遮熱性と断熱性です。

ホワイトの「エコカパラ」の試験では夏に室内温度を3〜5℃下げる効果が出ています。その他にも着色はせず素材そのものの色を利用しているため、塗料の様に色が落ちることはなく塗り替える必要もありません。そして何よりもリサイクル品であるため、廃材も出さずエコであることが人にも地球にもやさしい製品です。

 

今も引き続き大学の先生方や県工技研究所の皆様のご協力をいただき、より性能を向上させ信頼される製品にする努力をしております。今までの遮熱材とは違う環境に配慮した新しい遮音・遮熱材「エコカパラ」を浜松から県内へ、静岡県から全国へ一人でも多くの皆様にまずは知っていただきたいものだと思っています。

 

平成24年2月

株式会社名倉ルーフ 名倉孝次

 
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