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コラム 学識者・企業人はこう考える!

- 諸エネ相談を通して − 省エネ相談員 小杉山 瑞穂 氏

静岡市が『中小事業者を対象とした省エネ相談』を行っていることをご存知ですか。

 

今年は7月1日に東京電力・東北電力管内で電力使用制限が出され、大口需要者に対しては、昨年の夏に比べ−15%の節電が義務付けられました。その為、例年にないほど日本全国で省エネ・節電が叫ばれた年になったと思います。

 

静岡市でも多くの事業所で省エネや節電を意識した年になったのではないでしょうか。『中小事業者を対象とした省エネ相談』は今後も省エネや節電に取り組んでいく良い機会になると思います。是非、利用してみてはどうでしょう。

 

以下からは、私が昨年1年間、省エネ相談業務を通して感じた「省エネを進めるうえで重要な3つのポイント」について書かせていただきます。

 

まず、1つ目のポイントは、『省エネルギー推進組織の設置』によるエネルギー管理体制の確立です。継続的な省エネルギー活動を進めるためには、事業経営者や事業所責任者の省エネルギーに対する意識やリーダーシップが重要となります。事業所の全従業員へ役割分担や責任の所在をハッキリさせることで、継続的、計画的な省エネルギー活動を進めましょう。

 

2つ目のポイントは、エネルギー使用状況の『実態把握』です。事業所の「いつ」「どこで」「なにが」「どれだけ」エネルギーが使用されているか、またそこに無駄がないかを検証することは上手な省エネやコスト削減につながります。

 

年間、どれだけの量で電気やガス、上水を使用しているか、また支払い料金はいくらかを、伝票から調べてみてはどうでしょうか。実際、省エネ相談業務で伺った事業所の中には、契約電力の変更で大幅なコスト削減が期待できる事業所がいくつかありました。

 

3つ目のポイントは、省エネルギーの目標設定をすることで、これは省エネを中長期的に継続して進めるために重要なポイントとなります。取り組みやすいものは何か、減らせるものはないか、使用を止めることができるものはないか、時間を制限できるものはないか、何が効果的か、全員で取り組むことができるものは何か など、なるべく具体的な取り組み内容を設定することが継続的な省エネ活動に繋がります。

 

また、目標は電気・燃料・水道などの設定や、空調、照明、動力など用途別及び部門別に設定すると効果的です。

 

以上が省エネを進めるうえで重要な3つのポイントとなります。現在、省エネに取り組んでいる事業者や、今後、省エネに取り組もうと考えている事業者の皆さんの参考になれば幸いです。

 

また、省エネ活動は、事業所の電気代、ガス代、水道代などのエネルギーに係るコストの削減だけでなく、環境保全に取り組む企業のイメージアップにも繋がります。是非、省エネ活動に取り組んでみてはいかがでしょうか。

 

平成23年11月

平成22年度 静岡市緊急雇用事業 省エネ相談員

小杉山 瑞穂

 

 
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