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コラム 学識者・企業人はこう考える!

- エコアクション21と審査人の役割 - エコアクション21審査人 澤 道朗 氏

エコアクション21の審査・登録制度が始まって約7年が経過した。

 

その間、自治体イニシャティブやグリーン化プログラムの積極的な取組みもあり、2011年8月22日現在、認証登録件数は、全国で6,636件、静岡県で815件(総件数で全国2位、中小企業数を分母とした取得率では1位)を数えるまでになった。業種別では、製造業が1,616件、建設業が1,532件、産業廃棄物処理業が1,056件と上位を占めている。

 


  審査を通じて企業にエコアクション21の取得の動機を尋ねると以下が多く挙げられている。


@ 地球温暖化等に対応するため
A 取引先からの要請に応えるため(製造業、金融・保険業)
B 公共事業等に参入するため(建設業、産業廃棄物処理業)
等があげられる。(これがすべてではないが)

 

取組の動機はどうあれ、エコアクション21に取組み、二酸化炭素排出量(電力使用量、化石燃料使用量)、水使用量、廃棄物排出量等の削減を環境目標にして活動を展開すれば、結果的には地球温暖化防止や、資源の有効利用に繋がり、ある程度の効果は期待できる。

 

しかしながら、環境目標とそれを達成するための環境活動計画を見てみると、本当にこれで環境目標を達成できるのかなと疑問が湧いてくるものが多いと感じている。
別の言い方をすると環境目標と環境活動計画が乖離しているということである。更に言えば、環境目標を設定した根拠があいまいなのである。

 

エコアクション21ガイドライン2009年版では、更なる環境保全活動を推進するため“自らが生産、提供、販売する製品、サービスに関する項目について”の環境目標及び環境活動計画を策定することを要求事項として追加した。

 

そこで、我々審査人は審査時に、環境目標と環境活動計画の整合性や“自らが生産、提供、販売する製品、サービスに関する項目について”の環境目標及び環境活動計画を策定し活動することの重要性に気づいてもらうこと、更には、企業にとっても有益な提案をしていくことを常に心がけ、審査に臨むべきと考える。

 

平成23年8月

エコアクション21審査人

澤 道朗

 

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