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コラム 学識者・企業人はこう考える!

- ガラスリサイクル事業における新用途開発 - 矢崎総業株式会社 鈴木幸雄 氏

 

矢崎総業株式会社鈴木様顔写真 国内の建設投資額は、平成4年度84兆円をピークに半減し、建設関連産業は厳しい経営環境下にあります。

 

一方、平成23年7月の地上デジタル放送への完全移行により、ブラウン管テレビが大量に廃棄されると予想されています。ブラウン管テレビの約60%をガラスが占めおり、大量廃棄に対応するガラスリサイクルの用途拡大や技術開発が課題となっています。

 

弊社の廃ガラス発泡軽量資材「スーパーソルR」は、主に土木用途の軽量資材で「静岡県認定リサイクル製品」に認定されて5年を経過しましたが、「スーパーソルR」の市場も厳しい状況が続いています。

 

弊社は「スーパーソルR」の用途拡大を目指して、平成22年12月に開削工による下水道工事等に適用する「軽量大型土のう仮埋戻し工法」を国土交通省NETISに登録しましたので、その紹介をします。【登録番号:CB-100046-A】

 

従来の開削工による下水道工事では、毎日、掘削・下水道管設置・埋戻し・仮舗装の作業を繰返しています。施工ジョイントでは、前日の埋戻し部を再掘削する際に管を損傷しないよう注意が必要なため、人力施工等の作業時間を要していました。

 


「軽量大型土のう仮埋戻し工法」は、廃ガラス発泡材を中詰した大型土のうを用いることにより掘削・埋戻し工程を簡素化し、従来より約1時間工程短縮ができます。日々の作業時間の短縮により、周辺住民や通行車両への迷惑も軽減されます。

 

また、大型土のうは繰返し使用できますので、リユース回数を増やす工夫をすると更にコスト縮減が図られます。



開削工の掘削幅900oに適用できる特殊な550Lタイプ土のうを用意して、その形状・性能を試験で確認しています。

 


下水道工事に適用した日工程の施工写真を末尾に記載したので参照されたい。

 

これからも廃ガラスリサイクル品の用途開発や製品開発に努め、弊社のガラスリサイクル事業を循環型社会の構築の一助としたい。

 

平成23年5月

矢崎総業株式会社 経営財務室

ガラスリサイクル部 主査 鈴木 幸雄


 

 

 

 

 

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