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コラム 学識者・企業人はこう考える!

- ペットボトルキャップのリサイクルを目に見える形「プチエコポット」に - 株式会社チューサイ 取締役資源開発事業部長 辻 智成  氏

 

弊社、株式会社チューサイは、主に静岡県内で産業廃棄物の収集運搬及び処分・リサイクル業を行っています。

 

2008年より、静岡エフエム放送株式会社(K−MIX)様をサポートする形で、弊社ではエコキャップ運動をスタートさせました。「エコキャップ運動」とは、ペットボトルキャップを分別回収したものを弊社が買い取りすることにより、静岡エフエム放送株式会社様がその収益をNPO法人に寄付、ポリオワクチンなどに変えて世界の子どもたちに贈ろうという運動です。

 

2011年2月末までに66,885,464個のキャップを回収しており、ポリオワクチンに換算すると83,606人分になります。世界中で1日に6大感染症で亡くなる5歳未満の子どもの数は、2006年の発表では約4,000人にものぼります。ワクチンが子どもたちに届けば、その多くの命を救うことができるのです。

 

世界の子どもたちを救うだけでなく、日本の子どもたちに環境問題に対する意識を芽生えさせることも、このエコキャップ運動では大切なことの一つです。子どもたちが身近なところから環境問題に取り組むことは、将来の日本、そして世界の環境を守っていくことに繋がると考えています。

 

夏休みには多くの子供たちがエコキャップ運動への参加の一貫として弊社工場への見学にいらっしゃいました。その中の子供たちから「ペットボトルキャップは再生されて何になるの?」というご質問をよく耳にしました。以前は、全量、他業者により、再生プラスチック原料としてハンガー等に生まれ変わっていましたが、ペットボトルキャップがどのようにリサイクルされているのかをもっと身近に、目に見える形で皆様に弊社が提供できないかと考えました。

 

そこで、弊社はペットボトルキャップをリサイクルし、エコキャップ運動に協力してくれた人達にすべてのリサイクル工程を目で見て確認してもらえる製品「プチエコポット」を開発・製造しました。

 

プチエコポットは、エコキャップ運動で回収したペットボトルキャップをリサイクルして製造される、プラスチック製の植木鉢です。デスク・テーブルや窓際等、小さくてどこにでも置くことが出来るサイズで、プチエコポットに植えられた小さな観葉植物を目にすることでエコロジーを考えるきっかけとなり、ひとりひとりの小さなエコ(プチエコ)が大きなエコにつながるようになればと考えられています。

 

また、前述したようにペットボトルキャップの購入代金が寄付され、ポリオワクチン等として世界の子どもたちに贈られていますが、このプチエコポットの収益金の一部も同様に、寄付を行うことになっています。

 

今回、静岡県リサイクル製品認定を取得することができ、より多くの方々にエコキャップ運動と共にプチエコポットをアピールすることができるようになりました。

 

この商品を多くの方々に知ってもらうことは、ひとりひとりの社会貢献と環境問題への取り組みを広げていくことに繋がっていると考えています。弊社は今後も皆様と共に、積極的にエコキャップ運動に取り組んでまいりたいと思います。

 

平成23年5月

株式会社チューサイ

取締役資源開発事業部長 辻 智成

 

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