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コラム 学識者・企業人はこう考える!

- 情報の発信力 - 松菱製紙株式会社 加藤 貞仁 氏

近年、TVのクイズ番組やバラエティ番組で工場見学や製造工程の公開が多くなり、大企業の工場から町工場の製造現場まで多種多様に放送されています。自動化・機械化された製造工程や洗練された伝統的職人芸は興味深く魅了されます。

 

東京の大田区や板橋区等では区役所が中心となり区内の町工場ツアーを企画し、これが結構受けていて参加者が多いとのこと。また、川崎市や北九州市では巨大工場(製鉄所や化学プラント)のある外観・風景が最近人気が出ていて観光バスツアーには老若男女と幅広いい年代層の方が参加しているとのこと。

 

特に設備灯の明かりが海面に映し出される夜景(ライトアップ…?)はファンにとってはたまらないようです。

 

つい最近まで「3K」(きつい、汚い、危険)と若者たちから毛嫌いされてきた製造業の現場が一躍、脚光を浴びています。「歴女」、「鉄子」、「釣女」…のようなオタクの対象の1つなのでしょうか?いずれにしても、日の当たりにくい、正当に評価されにくい製造現場にスポットが当たることは製造業に長年携わってきた者にとって嬉しいことです。

 

でも、産業廃棄物を原材料としたリサイクルの現場はいまだにマイナスイメージのほうが強いのかどうかわかりませんがTVではあまり取り上げられません。残念なことです。

 

産業廃棄物を原材料としたリサイクル製品を取り上げるとき、環境に優しいとか、資源の有効活用とか真面目にその意義を論じ過ぎることや意図的に都合の良い画面だけを見せていたのが原因ではないでしょうか?

 

もっとありのまま、全ての工程を一般に公開したら廃棄物に携わっている私たちには気付かない「新しい廃棄物リサイクルの現場の魅力」を世間の皆様が発見してくれるのではないかと期待します。

 

TVで工場見学番組を見るたびに皆さんに面白さや、興味・関心を持っていただける廃棄物リサイクル業界になりたいと切に思うこのごろです。

 

平成23年3月

 

松菱製紙株式会社

加藤 貞仁

 

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