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コラム 学識者・企業人はこう考える!

- 食品リサイクルの進展 - 静岡県環境ビジネス協議会 企画部会長 佐塚 充 氏

佐塚氏顔写真  今春、川勝知事主導の5回の「ものづくり道場」で6次産業化への提起と事例が大きく取り上げられました。県内の様々な団体組織で地産地消、農商工連携などの輪も拡大しています。私たち静岡県環境ビジネス協議会でも、平成22年3月に7次産業化研究会を発足させました。


 あえて“7次産業化”としたのは、単に従来のものづくりでなく、地域とのつながりを創る、という(1次×2次×3次産業)+1です。

 

 会の活動はなるべくフィールドを大切にしていくことを前提とし、4月18日(日)第1回ワークショップを藤枝市のNPO風で行いました。芋苗を植え、ぼかし肥料を作る実演、農作業を行いながら共同課題を学ぶミーティングなど行い、昼にはみんなでバーベキューを楽しみました。


2010_0417_232843-CIMG6690.JPG  会員には、土木建設業4社で農業生産法人を設立して、遊休農地を開墾してサツマイモの栽培を始めた御前崎ファームランド、有機肥料製造販売を行っている株式会社ホーチ・アグリコ、農業資材を扱う株式会社ファームワン、有機レストラン伊太利亭など多彩な顔ぶれです。


  6月には主催で有機・低農薬農産物宅配事業の大手であるらでぃっしゅぼーや株式会社の緒方大助代表取締役社長の講演会を開催し、農家との連携のひとつの方向を学びました。

 なお、農林水産省の農山村漁村6次産業化対策補助事業に対して「食品リサイクル・ループ構築検討事業」の追加募集があり、株式会社ホーチ・アグリコと製茶工場、茶農家と連携した計画を内容とした事業を申請して、採択を受ける事が出来ました。1月からの実施になります。

2010_0417_220222-CIMG6650.JPG  また、県では6,000haを超える県内の遊休農地の活用を進める計画ですが、こうした事業を進めるためにも、良質で安価な肥料、土壌改良材が必要です。


 11月19日には、リサイクル・ループの輪を広げるために、食品リサイクルを効率よく進められる新技術を紹介するセミナーを行いました。これは分別不要な減圧発酵処理装置や効率的な腐植化技術を紹介したもので、その後の反響も出ています。


  この装置はすでに県内で実施事例もあり、本年度の農水省の補助事業に採択された案件もあります。本県は食品関連産業の出荷額では全国一で、こうした形で食品廃棄物のリサイクルが進めば、飼料化で畜産へ、肥料化で遊休農地の有効利用やバイオマス燃料製造など、様々な分野へ広げられる展望を持つ事が出来ます。
                           

 

平成22年12月

静岡県環境ビジネス協議会 企画部会長

佐塚 充

 

 

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