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コラム 学識者・企業人はこう考える!

-環境ビジネスの拡大と深化- ヤマハ発動機梶@主管 芥川 知孝 氏

芥川さん写真  私達は環境ビジネスというと静脈型、リサイクル型の産業を思い浮かべます。一方では、持続可能な社会を目指し、循環型社会を形成するための法が整備され、経済システムのなかに環境の側面を加えることが求められています。

 その結果、製造業の多くは事業活動の一環として環境をとらえ、研究、開発、生産、調達、販売、サービスなど多くの場面で環境の要素を取り入れました。商品という側面では省エネルギー性能や燃費向上といった機能面での追求や、環境に良くないものは使用しないという取り組みも進められています。また、生産活動の側面では二酸化炭素の削減のための省エネルギー、有害物質に関する管理や削減、資源を有効に利用するためのリサイクル活動も活発で、外部から購入する際にはグリーン調達等、取引先に対する取り組みも進められています。

 さらに、環境管理システム「ISO14001」の活動も定着し、個々の活動を推進、効果をあげるために威力を発揮しています。また、社会全体としても資源の有効利用を図るため、リサイクル等に関する活動も活発です。これらの活動に直接的、間接的にかかわる企業、規模は飛躍的に拡大、増加しており、環境関連ビジネスとして大きな流れを感じます。

 最近、日常生活の中で「CSR」(企業の社会的責任)という言葉が目に付きます。情報公開という流れの中で、この言葉の持つ意味は非常に大きく、あらゆる企業活動の場で社会的な責任が求められます。法令順守はもとより、考え方や行動に対して社会と一体感のある高い倫理観が求められます。環境ビジネスに関しても「従来はこれでよかった」ということでなく、一段高い厳しい視点で役割と責任を担い、行動することが求められます。その意味で環境ビジネスは新たな段階に入ってきたともいえ、社会的責任が果たせるかどうかが今後のカギとなります。

 

 環境活動は地球や地域の自然環境を守り、人の健康や安全だけでなく、あらゆる生命を守っていく活動です。今の地球や地域といったわれわれの生活環境を守るという持続可能な社会を作るためにも、次の世代の人たちにきちんとした説明ができる活動として取り組みたいと思います。

 

   

平成18年8月

                                       ヤマハ発動機株式会社

                                       社会総務ユニットコーポレートユニットリーダー

                                       (兼)環境推進グループコーポレットユニットリーダー

                                       主管 芥川 知孝 氏

   

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