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コラム 学識者・企業人はこう考える!

- 消費生活者として考える食品リサイクル - 静岡県消費者団体連盟 会長 小林 昭子 氏

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 また、リサイクルするにも、焼却するにも、多量のエネルギーを必要としますし、たくさんの温室効果ガスも発生し、地球温暖化に拍車をかけます。

それらを最小限に抑えるには、やはり、残さをできるだけ出さないことです。

適正量の生産や仕入れ、値引き販売などにより、売れ残りを出さないよう努力することが最も良い方法だと思います。

 

 外食産業においては、お客さんの希望に合わせて、ご飯や麺類などは小盛り・中盛り・大盛りに、飲み物などはS・M・Lサイズというように量を加減できる仕組みが徹底すれば、残さの量も減らすことができ、貴重な食料を無駄にせずにすみます。

 

 家庭からの食品廃棄物は、日本全体の55%を占め、その量は1,000万トンを超え、総額で年間11兆円にも及んでいます。これは日本の農水産業の生産額とほぼ同額であり、その処理費用に2兆円が費やされています。

 

 私たち消費生活者も、この現実を重視して、「食べ物を大切にして残さない」「食べる分しか買わない、作らない」「生ゴミをできるだけ堆肥化する」などの対策に力を入れて、ゴミの量を減らす工夫や努力を続ける必要があります。

 

 「買い物とゴミと地球のつながり」を今一度しっかりと考えて、「3R」Reduceリデュース(減らす)、Ruseリユース(再利用)、Recycleリサイクル(再生利用)を励行するとともに、再生品の使用・活用に努めなければなりません。

 1人1人の小さな努力も、諦めずにみんなで取り組んでいけば大きな力となり、いつか、きっと、「熱い!熱い!と泣いている地球」を「ニコニコ顔の地球」に戻せるのではないかと思います。

 

「もったいない!その一言が地球を救う」を合言葉に、今後も地道な活動を続けてまいります。

 

平成20年6月

静岡県消費者団体連盟

会長 小林 昭子

 

  
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