静岡県環境ビジネス情報サイトエコマート静岡メニューへスキップ本文へスキップ

サイトマップ

ホーム > コラム >消費者の目線から思うこと 元生活学校連絡協議会会長 城井 不二子 氏ここから本文

コラム 学識者・企業人はこう考える!

- 消費者の目線から思うこと - 元生活学校連絡協議会会長 城井 不二子 氏

今年の夏の暑さは、地球温暖化を実感させるものがありました。

 戦後、物不足の反動のように大量生産、大量消費時代を迎え、流通のルートは伸びていきました。しかし流通ルートが伸びるということはまたエネルギーを使うということでもあります。包装形態も様変わりしました。使い捨て文化が豊かさの象徴のように歓迎されたのです。

使い捨てるということはまたゴミを作ることです。ゴミ問題の解決は、ゴミを細分化しそれを資源としてリサイクルするより方法はありません。「循環型社会」の構築が最大のテーマになってきます。

 

 地球温暖化のスピードを遅らせるには効果的特効薬はないのです。一人ひとりが省資源・省エネの暮らし方をする必要があります。

 それでは暮らしの中で省資源・省エネを推進するのは何かと考えると、小さいこと、つまり省エネルギーと節水の実践だと思います。

 

 静岡県生活学校連絡協議会では、昭和61年から省資源・省エネの暮らし方が身に付くように、ジャンボ双六、ジャンボカード、ジャンボ紙芝居等を作成して、子供たちと遊びながら「水を出しっぱなしにしない」とか「電気は小まめに消しましょう」等と啓発活動を行ってきました。「三つ子の魂百まで」という諺の通り、ものを大切にする心は、子供の頃から身につける必要があると思ったからで、遊びの中から自然に習慣づけたいと願っての行動です。その中で感じていることは、省資源・省エネを推進するゲームとか遊具がないということです。専門家がつくれば、どんなゲームができるでしょうか?

 

 一方、視点を変えて生活を見てみると家電製品など随分省エネ製品が出ています。修理より買換えの方が安いと勧められます。4年後には地デジ移行でテレビの廃棄は6,465万台という予想ですが、これらをどうリサイクルしていくかが今後の課題だと思います。

 次に水。地球上の水のほとんどは海水で、淡水は約2%にすぎません。大事な命の水です。節水でまず気が付くのはトイレの水でしょう。調べましたら40年前にはトイレ1回の流水が13リットルであったものが、現在1回6リットルという商品が出ているそうです。しかし一度設置してしまうと取り替えることはなかなかできません。附帯設備で節水ができる商品などできないものでしょうか。

 

 消費者として、毎日の暮らしの中で肩肘はるのではなく、使うことによって自然に省エネになっている商品を欲しいと思います。

 

平成20年1月

元生活学校連絡協議会会長

城井不二子

 

  
前に戻る