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コラム 学識者・企業人はこう考える!

-環境事業への取組み- ヨシコン株式会社 常務取締役 池田 寛 氏

ヨシコン池田氏顔写真  弊社の中長期のテーマは「環境・健康・安全・安定」です。

私の所属する環境事業本部では、主にコンクリート製品を中心に新素材、工法を取り入れた新製品の開発と新たな環境ビジネスを積極的に進めています。

 

 特にコンクリート製品においては、その製品の一部に廃棄物(一般・産業)のリサイクル原料を用いた素材の開発から始まり、大きくは地球温暖化、CO2の削減を目的に壁面緑化、屋上緑化等の工法・商品開発と、雨水を地下に貯留することによって下流域への洪水流量の軽減を目的としたコンクリート製雨水貯留・浸透製品等に力を入れているところです。

 

 では、現在進行形の取組みを二つ紹介したいと思います。一つは河川護岸や法面に利用できる植生機能を持つコンクリートブロックです。中部電力鰍フ火力発電所から発生する石炭灰で作られた人工ゼオライト(シーキュラス)と植物活性剤を組み合わせた素材をコンクリートと一体にすることにより、表面に微細孔構造が生まれます。これにより吸水性、保水性、保肥力が高まり、更に土のような風合いを持たせることで自然景観との調和と同時に苔や植物がブロックの表面から繁殖するものです。リサイクル材活用と環境保全型ブロックとしての利用という2つの面で環境に配慮しています。

 

 二つ目は河川浄化に関する提案です。こちらも前述の透水性コンクリート製品と中部電力鰍フ人工ゼオライト及び炭素繊維を用いることで、河川浄化方法を提案するものです。シーキュラスの持つ脱臭性能と吸着・陽イオン交換機能による栄養塩類の除去、透水性コンクリートの濾過槽に微生物を活性促進させ炭素繊維による浮遊汚泥の固着等のシステムにより、現在、静岡県内の浜名湖に近接する行政の管理する河川で中部電力鰍ニ共同で実証試験を進めています。

 

 今後もさらに環境保全型機能性コンクリート製品等の推進により、環境ビジネスへの積極的な取組みを進めていく予定です。弊社の取り組みが循環型社会形成の一助になればと考えています。

 

平成18年9月

ヨシコン株式会社 環境事業本部 

常務取締役 池 田 寛 氏

   

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