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コラム 学識者・企業人はこう考える!

-消費者の視点- しずおか市消費者協会 会長 佐藤 エイ子 氏

佐藤会長顔写真  昨年の環境フェアで、とある出展者が廃ガラス等から試作したという人工石(大・小の敷石)を見本品として貰いました。早速、猫の額ほどの我が家の庭にばら撒くと、大きい石は踏むとギシギシと鳴るので庭への侵入者があるとわかり、小さいものは従前の石の間に入り込んで雑草が生えるのを防いでいます。よい製品だと思っています。

 

 先日、大風のとき、小学校の校庭の土砂が砂塵となって巻き上がり、校庭で遊んでいる子供たちは砂だらけになり、目に入って痛そうにしていました。更に、学校周辺の家ではこの砂埃に悲鳴を上げていることがわかりました。(私、閃きました…あの人工石で校庭の砂を「人工」で作れないものか、少々の風では飛ばず、さらさらとして気持ちの良いものとして)勿論、人工石の原料になっている廃ガラスの残留成分も製造過程の添加物も厳重な検査で安全なものであることが条件です。リサイクルにはお金がかかることは分かりますが、ゴミ削減や資源を循環させるために、こうした点に着目した製品開発に期待したいものです。

 

 廃棄物対策の基本は「持続可能な社会=循環型社会」をつくることです。そのことからすれば、まず「リデュース」であり、「リユース」であるはずであり、環境ビジネスもこうした視点から問題を考えることが大切なのではないでしょうか。使い捨てのライフスタイルから、消費者の行動を変えるのは容易いものではなく、相当のエネルギーを要することはわかりますが、地球温暖化や資源の枯渇が心配されるいま、みんなが真剣に考え、実践する時だと思います。

 

 わたしたちの国で古くから言われてきた「もったいない」の言葉(精神)が、ケニアのワンガリー・マータイさんによって世界中に広まったことは素直に喜んでいいと思っています。この言葉を、わたしたちの生活信条にしていきたいと考える今日このごろです。

 

平成18年8月

                                         しずおか市消費者協会 会長 佐藤 エイ子 氏

   

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