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コラム 学識者・企業人はこう考える!

-環境がビジネスになる時代- 静岡産業大学 学長 大坪 檀 氏

大坪学長写真 一昔前まで、「環境」は「経済成長」と両極端にあるものとされ、環境は経済成長を阻害する要因とよく言われていました。環境と経済は別物と考える人が大多数だったようです。
  それがここ数年、CSRや環境経営など、新聞・ニュースで環境ビジネスに係わる記事を目にしない日はありません。環境が重視され、ビジネスとしても成立すると考えられる時代へと変化してきているのです。

 

 日本における環境ビジネスと言えば「環境対策」や「省エネ」等に関する技術であり、世界でもトップクラスの素晴らしい環境技術が数多く存在しています。今日、世界中で環境の重要性に対する認識が高まりつつあり、日本の先導的な「環境」技術に対し、熱い視線が注がれています。
  とりわけ、大きな経済発展を遂げている中国等ではこれらの技術が必要になってきています。今、我々の「環境」技術に対する需要は国内から海外に広く発展しつつあることを再認識する必要があります。

 

 「環境」技術をビジネスとして成立させるには、ビジネスとして成立する仕組作りをいつも念頭に入れておくことが不可欠です。例えば本を書いて、本が売れると著者は一定の収入を得ることができる、これは「著作権」という制度(システム)があるからです。これと同様、環境技術をライセンスし、対価を得るようにすれば、それがビジネスとして成立するようになるわけです。
  「環境」技術を海外でビジネスとして推進する場合、この点がとりわけ重要で、技術の流出に終わることのないよう、収益を得られる仕組みを構築すれば、環境ビジネスは成立し、継続するものです。

 

 こういったビジネスの仕組み作りには、国・地方自治体の横断的な支援、取組みも必要であり、また産・官・学の協力も不可欠です。「環境」をビジネスとして世界市場で大展開しうるための仕組み作りにいっそうの努力が必要と痛感しています。

 

   

平成18年 7月

静岡産業大学 学長 大坪 檀   

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