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コラム 学識者・企業人はこう考える!

- 環境ビジネスの開発に携わって思うこと - タカダテクノコンサルタント 高田 勝己 氏

環境と経済と聞かれ「難しい」と答える方は多いのではないか。


普段どおり一生懸命、汗水たらして行った開発品が、なかなか売れなく儲からないからである。

 

しかし、そこには奥深い人間のずるさがあるのではないだろうか。

例えば、開発者は捨てられている物を見つけると「もったいない」、なんとかしてあげよう、と日本人らしい優しさを出そうとする。

 

しかし、心では一発儲けようと考えている。

この最初の気持が最後までビジネスの障害になっているのかもしれない。

 

現実にある素材が原料として安価に得られると業界にとっては魅力的であるから当然、安価な原料から製品を製造し、量産体制に入り、販売を開始する。

 

製品が売れ始めるともっともっと売りたいと欲が出る。そこに新たな問題が起こってくる。量産に耐えられるだけの原料があるのか、開発時には考えられなかった難しさである。

 

やっと多量に出る原料を見つけても、その原料がすでに他にも利用していると原料確保にトラブルやコスト競争などが起きて困らせ、最後には製造中止になり、お手上げ状態になる。

こうなるとビジネスはおかしくなり難しいところである。

 

簡単に環境ビジネスがあることや循環型社会を構築しなければと報じられているが、今の量産体制の経済ではお金、コスト意識が強すぎて環境ビジネスは成長しないのではと考えるのが自然である。

 

新たな経済・社会システムの形成が必要で科学的に今後、研究しなければならない。

そこには環境ビジネスを一社で進めるのでなく、開発時から原料、製造、製品、流通、消費に関わるそれぞれの会社が価値観を同じにして、利益を平等に配分するシステムが期待される。また、透明性を確保れば、環境と経済は両立できる。

 

そのためには、ルール作りの認識がもっともっと深められていいだろう。


平成23年10月

 

タカダテクノコンサルタント  高田勝己

 

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