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ビジネス事例紹介 環境ビジネス成功の秘訣

ガラスの意外なリサイクル(矢崎総業株式会社)

矢崎総業株式会社
設立年月: 昭和16年10月
資本金: 31億9150万円
従業員数: 207,000人(国内24,000人、海外183,000人)

ガラスのリサイクルというと、ガラス瓶からガラス瓶へのリサイクルを思い浮かべる方が多いかと思うが、今回はガラスから道路材料を作っている矢崎総業株式会社のガラスリサイクル部鈴木さんにお話を伺った。


---先ずは会社概要について教えて下さい。

矢崎グループは昭和16年に創立し、矢崎総業と国内グループ会社4法人、海外グループ91法人、国内子会社75法人および特定公益増進法人1法人からなる事業組織です。

日本国内では、自動車部品をはじめ、電線、ガス機器、空調機器を扱っています。海外では、主に自動車機器部門のワイヤーハーネスを生産しています。

また、国内グループのリサイクル事業では、廃電線、ガスメーター、トナーカートリッジ、古紙(はがき)、廃ガラス、食品をリサイクルまたはリユースする事業を展開しています。

静岡県リサイクル認定製品の廃ガラスリサイクル材スーパーソルRは、浜松市にある株式会社ソルテクニカ(子会社)で平成16年10月に製造開始しています。

---ではガラスリサイクル商品のスーパーソルRについて商品概要・特徴など教えて下さい。

スーパーソルRは、埋立処分されていたガラスびん、板ガラス等の廃ガラスをリサイクルして焼成・発泡させた軽石状の軽量土です。

原料は、発泡材以外は全て廃ガラス(配合率96%以上)であり、成分は土砂と同じ無機質であり、化学的に安定しています。

焼成・発泡条件により絶乾比重0.3〜1.6の任意な重さのスーパーソルRを製造できます。軽い特性から土木用途の軽量盛土材、緑化用途の緑化基盤材・土壌改良材に適しています。

廃ガラス→破砕→微粉砕→添加剤混合→焼成→スーパーソルR

(1)取扱いの容易性:設計及び施工は、材料形状が礫状を呈しており、通常の土砂と同様の設計方法でよく、施工も土砂と同様でよく施工性が良いです。
(2)材料の耐久性:材料成分は、無機質で化学的に安定しており、薬品、熱、油、紫外線等による製品の劣化はありません。
(3)掘削再利用が可能:本工法では通常の土砂と同様の掘削が可能であり、また掘削した材料を再度埋戻し材料として利用可能です。
(4)透水性:材料形状が礫状を呈しているため、締固め後においても透水性は高く、排水層等の設置は不要です。
(5)リサイクル材料:原料の廃ガラスを焼成・発泡させたリサイクル材料で、主成分は通常の土砂と同じです。
(6)土砂との混合利用が可能:軽量土と現地発生土との混合利用も可能であり、発生土の有効利用及び残土処分の削減が図れます。

スーパーソルRは、軽量な礫状材料で化学的に安定した材質ですので土木用途として、基礎地盤や構造物への荷重軽減や土圧軽減が求められる個所に活用できます。

(1)軟弱地盤上の盛土
(2)地中構造物上の盛土
(3)擁壁背面または補強土壁工法の盛土

緑化用途は、軽量の礫状材料で通気性・保水性・透水性がよい材質です。礫状が崩れないため効果が持続するので、植栽基盤材・土壌改良材・排水層に活用できます。

(1)屋上緑化基盤材料
(2)駐車場緑化材料
(3)土壌改良材

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