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ビジネス事例紹介 環境ビジネス成功の秘訣

環境保全とシニアの就業の場創出を目指すNPOの活動 (土に還る木・森づくりの会)

----バラの栽培って難しいのでは?

バラの栽培に詳しいメンバーが役員の中にいたんです。私たちNPOはほとんどが高齢者や主婦で成り立っています。そのメンバーの中には、元々さまざまな分野の第一線で活躍していた人たちがおり、たくさんの知識とネットワークがあるんです。そういったスキルを組み合わせることによって、新しい可能性(今回は「バラ園の運営」)が生まれるわけです。

いまマスメディアでは2007年問題等が叫ばれていますが、これから数年で団塊の世代が大量退職の時期を迎えます。しかし多くの人は定年という年齢制限で仕事を退職するだけで、仕事ができないわけではないんです。

少子高齢化が進むこれからの日本は「エージフリー就業社会(働く意欲と能力・経験を持つ人が、年齢にかかわりなく自らの選択で働くことができる社会)」への転換を行い、働く意欲がある人が年齢にかかわりなく就業できる場を作ることが1つのビジネスチャンスになるのではないかとも考えています。

工房内の様子

くり抜き加工用機械

----今後の課題は?

当面の課題は財政基盤の整備です。現在の収入源は、活動に賛同してくれた方の会費と植木鉢作りの参加費(実費)が主ですが、それだけでは会員のボランティア活動費(成果配分を目指しています)を十分に賄うことができません。バラ園を含め、自立運営ができるような仕組みを模索しているところです。

それから、木を削ったり山の斜面で植樹する作業は体への負担が非常に大きいです。高齢者が多いため、健康面や安全面での不安がありますので、その対応が必要となります。

私は元々ビジネスマンでしたから、森づくりに関しては退職するまで全くの素人でした。でも、アマチュアだからこそ作り上げることができた活動だと思っています。今後はこの動きを全国に広めたいと思っています。

 

関田さん写真

関田 喬(せきた たかし)<写真右>

1934年生まれ。駒沢大卒。59年、日本能率協会に入り、秘書室長、九州事業本部長などを歴任。00年に土に還る木・森づくりの会を設立、現在に至る。

 

 

 

NPO法人 土に還る木・森づくりの会(http://www.tsuchinikaeruki.or.jp/)

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