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ビジネス事例紹介 環境ビジネス成功の秘訣

産官学の連携により生まれた研究会組織(炭化リサイクル研究会)

NPO法人炭化リサイクル研究会

  設立:平成13年11月(NPO法人化は平成16年4月)

  構成メンバー:20会員

NPO法人炭化リサイクル研究会は、独自技術・工業所有権を持ったメンバー(企業)が集まった研究会組織。

それぞれのノウハウを持寄って製品の開発に取組んでいる。一般的な「焼却処理」ではなく、ダイオキシン類の発生を抑制する「炭化処理」及び「炭化物による資源循環」を提案し続けてきた研究会だ。

今回は事務局を務めている平井工業鰍フ勝又敏雅氏にお話を伺った。

 

研究会組織をつくり、未知の分野へ参入

 

----そもそも研究会を立ち上げたきっかけはなんですか?

 平成11年頃、「ダイオキシン類対策特別措置法」が平成12年1月から施行され、それまでは一般的に行われていたごみの焼却が難しくなることが予測できました。当然、焼却ができなくなると、ごみ処理に新たな道を見つけなければなりません。そのときにダイオキシン類の発生を抑制できる「炭化処理」に着目しました。

 初めの頃は「炭化処理の推進」そのものを主目的としていましが、実際に炭化処理を提案していく中で、炭化物の利用先・利用方法が見つからないと、焼却処理→炭化処理の提案が受け入れられないことがわかったんです。これでは炭化処理そのものが軌道に乗らないと判断して、平成13年11月、静岡県環境ビジネス協議会で産官学による研究会を立ち上げ、メンバー15名による炭化物利用方法の研究を開始しました。

展示会出展写真1

展示会出展写真1

展示会出展写真2

展示会出展写真2

----実際に研究会を立ち上げてみていかがでしたか?

 メディア等では炭の効能が取り沙汰されてはいましたが、我々にはまったく縁のないことを開始したわけですから、本当にゼロからの出発でした。メンバーの中には、肥料や土壌改良材等の開発経験者もいましたので、そのような方のレクチャーを受けながら、時には、大学の先生のお話をうかがったり、性能調査のために工業技術センターからアドバイスをもらったり、様々な勉強と人脈作りをしました。

 平成15年の暮れにはメンバーも20名超に増え、セミナーや展示会での大々的なPR作戦により認知度もかなり高まりました。研究会の次の目標であった事業化(実際にものを売る)への機運が高まり、NPO法人化するまでになったんですよ

----具体的に今はどんな事業をやっているんですか?

 炭化製品の販売のほかに、各種工場などに対する炭化処理の提案や炭の新しい利用法の研究、それから受託研究などです。受託研究は炭を作っている事業者さんの炭の成分などを分析するサービスなんです。これは静岡県工業技術センターさんの全面的なバックアップにより実現しましたね。

 それから最近では、県や市から依頼を受けセミナーを開催するなどして、炭化製品のPR等も行っているんですよ。実際セミナーをやってみると、100人以上の参加者が集まって驚きました。でもそれだけ炭化に対する期待も大きいのかなぁと。

 

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