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ビジネス事例紹介 環境ビジネス成功の秘訣

静岡県リサイクル認定制度について聞く

静岡県リサイクル製品認定制度

創設して4年半が経過した静岡県リサイクル製品認定制度の現状、展望について、静岡県くらし・環境部環境局廃棄物リサイクル課 鈴木班長、三枝主任、静岡県交通基盤部建設支援局技術管理課 野中主任、(社)静岡県環境資源協会 杉山主任研究員に聞いた。

左から杉山主任研究員、野中主任、三枝主任、鈴木班長


――― 制度の概要について説明ください。

鈴木「この制度は、リサイクル製品の利用を進めることにより、廃棄物の減量と再利用を進め、循環型社会の構築を目指すことを目的として、平成17年度に創設しました。

リサイクル認定製品は、品質や環境安全性についての基準を満たしたもので、現在までに再生土木資材など23品目が認定されています。」

―― 認定の基準は。

 三枝「対象となる製品は、県内で製造又は販売されている製品です。認定の基準は、安全性の確保の面から、重金属や揮発性有機化合物などは国の定める基準値以下であること、品質の確保の面から、JISやエコマーク等の品質基準に準じること、また廃棄物使用割合の面から、県のグリーン調達基本方針等に定める廃棄物使用割合を満たすこととしています。」

―― 認定状況は如何ですか。

鈴木「10月現在23製品です。制度がスタートして数年は土木資材がほとんどでしたが、現状では土木資材15製品、日用品8製品です。今年度の新規認定製品には、静岡県の基幹産業である製紙業界から衛生用紙(ティッシュペーパー及びトイレットペーパー)が初めて認定を受けました。今後、こうした日用品を中心とする製品の申請が増えるものと思われます。」

―― どのような製品がありますか。

三枝「静岡県ならではの木質由来製品が多いのが特徴です。ティッシュペーパー、トイレットペーパーをはじめとして、これらをリサイクルするときに副産物として発生するペーパースラッジを原料とした土木資材もあります。また、間伐材等の木質由来の再生品も多く、グラウンド用の不朽性土壌基盤材、法面の緑化用の生チップ、木製残存型枠や木製ガードレールなど周囲の環境と調和した景観を演出する製品も認定しています。」

―― 申請状況は如何ですか。

杉山「申請は私ども静岡県環境資源協会で受け付けておりますが、9月の審査会では、申請があった6製品をすべて認定しました。また、残念ながら申請には至りませんでしたが、4月から8月までに240件の相談がありました。相談件数については、年々増えており、リサイクル製品認定制度が浸透してきたことを実感しています。」

―― 認定製品の安全性の確認についてどのように行っていますか。

 三枝「県では、申請された製品について、安全性に係る各種検査の数値が基準を満たしているか等審査を行い、また、製造工程等の確認は現地調査を行っています。そして、認定後は、年に一度、基準への適合状況について事業者から報告を求めるとともに、事務局が定期的に現地調査を行っているため、リサイクル認定製品の品質及び安全性は、適正に確保されています。」

―― 今年度から公共工事においてリサイクル認定製品を使用したモデル工事もスタートしましたが。

野中「県土木事務所施工の道路、急傾斜工事及び農林事務所施工の農道、治山工事から19工事を抽出し、リサイクル認定製品の使用を義務付けました。請負業者には@経済性A品質B工程C安全性D施工性等について回答していただき、普及にあたっての課題を整理したいと考えています。」

―― 交通基盤部と環境局がタッグを組みました。

野中「資源を有効に利用していくため、リサイクルを推進していく立場は同じです。認定製品の中には、当部が実施している「新技術・新工法」の認定を受けている製品も多く、「新技術・新工法」の活用実績につながるものと期待しています。工事発注時の事務軽減を図るため、静岡県リサイクル認定製品単価を静岡県建設資材等価格表に掲載し、現場等の使用条件が合えば、設計書に反映しやすいように配慮しています。」

―― 認定製品の周知は。

鈴木「各種イベントへの出展、業界団体への訪問による周知活動を行っています。また、県・市町の公共工事・事務用品発注担当者へ利用の呼びかけを行っています。

今年度は、制度については浸透してきましたので、製品説明に重点に置き、これまでに20会場であわせて約1,000人に説明しました。認定事業者の優先利用の期待もあり、応えていきたいと思っています。」

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―― リサイクル製品は環境によいというのはわかりますが、値段が高いというイメージがありますが。

三枝「値段については、認定事業者の努力により、認定しているほとんどの製品が、一般製品と同等か、それ以下の価格となっています。」

―― 今後、取り組むべき課題はありますか。

三枝「公共工事で認定製品を利用するにあたって、製品比較のため同じ用途の製品が複数必要と、県・市町の発注担当者から要望があります。ぜひとも積極的に申請していただきたいと思います。

また、日用品の認定品目が増えてきておりますので、一般の方にも静岡県産のリサイクル製品を利用していただけるよう、我々事務局も努力していかなければならないと思います。」

―― 最後に一言。

鈴木「認定事業者は地元企業が多く、認定事業者が試行錯誤の上、独自の技術で開発した製品が多いのが特徴です。是非、官公庁のみならず民間企業の皆さんにも利用して欲しいですね。制度や各認定製品については、県のHPを御覧いただければと思います。ユニークな製品が満載の認定制度となるようがんばります。」

静岡県リサイクル製品認定制度HP
http://www.pref.shizuoka.jp/kankyou/ka-040/ippaikakari/risaikurunintei/top01.htm

 

静岡県リサイクル製品認定制度
お問合せ
静岡県くらし・環境部環境局廃棄物リサイクル課

〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
TEL054-221-2426 FAX054-221-3553

(社)静岡県環境資源協会
〒420-0853 静岡市葵区追手町44-1
TEL054-252-9023 FAX054-652-0667

 

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