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ビジネス事例紹介 環境ビジネス成功の秘訣

CSR(企業の社会的責任)取組み事例紹介(有限会社大橋商事)

有限会社大橋商事

設 立 :創業昭和26年・法人化昭和62年
資本金 :1,800万円
従業員数:10名

国内で「企業の社会的責任(CSR)」が叫ばれるようになって数年、いまや大企業だけでなく、中小企業にもその配慮が求められている。しかし、実際のところ何を取組めばいいかわからない、という声を聞く。
今回は、CSRの観点から、市内の小学校等で環境教育の出前講座を行っている、有限会社大橋商事の大橋徳久氏にお話をいただき取材に行ってきました。

   

 

 

---最初に大橋商事さんの事業概要についてお聞かせください

当社は、磐田市で産業廃棄物収集運搬・処理、一般廃棄物収集運搬、再生原料買取などを行っている企業です。従業員数は10名と少数ですが、「環境を通じてお客様の幸せと社会貢献に努める」を経営理念に、また3安(安全・安心・安価)を企業ポリシーに、チーム一丸となって日々業務を行っています。

市内の小学校等で行っている環境教育の出前講座自体は10年ほど前から行っていましたが、平成15年のISO14001取得をきっかけにして、6年前から本格的に社会貢献を強く意識し、活動するようになりました。

---出前講座について教えてもらえますか?

いま小学校4年生は、社会科で環境問題に関する授業があります。当社では、磐田市豊田地区にある4つの小学校から、総合学習の時間を利用し毎年環境出前講座を行っています。

内容は、当社のパッカー車を学校のグラウンド等に乗り入れて実際に児童の皆さんに自宅から持ち込んでもらったゴミを投入していただく体験と、そのゴミがどのくらいの量で、どう処理されていくのかを資料を使って説明します。また、地球温暖化が叫ばれる中、ゴミの分別も地球温暖化防止に役立つことや、弊社がボランティアで道路管理活動をしている「磐田まち美化パートナー」のことなどを織り交ぜて説明しています。

学習風景1

学習風景2

---実際に講座をやられてのご感想等はいかがですか?子供の反応、メリット等々。

相手は小学校4年生の子供たちなので、質問や感想などについては大人と違い、容赦ありません。やはり、「臭い」等の直接的な反応が帰ってきます。でもこれは誰でも思うことなんですが、各家庭での生ゴミの水切り等をしっかりやればある程度解決できることです。

実は当社では毎日、除菌消臭薬剤を噴霧し回収のときになるべくにおいが出ないように工夫しています。これは子供たちの声を参考に始めたことなんです。毎日回収の業務をやっていると、においに対してどんどん鈍感になってしまいます。この講座をやることによって、私たち自身も子供たちから業務に役に立つヒントをたくさん学んでいます。

そして、環境出前講座の状況やどんな質問があったか等を毎回社内会議で全社員にも報告し、会社全体の意識向上、改善活動に役立てています。一番聞くことが難しい消費者からの声を子供の目線からダイレクトに聞くことができるのもこの講座のメリットです。

それから、子供たちに環境出前講座をすると家に帰ってから家族にゴミの分別や地球温暖化防止が大切なことを話します。そうすると、家族みんなが、環境問題やゴミについて関心を持ってくれる。つまり、啓蒙としては非常に効率が良い方法なんです。

ゴミを捨てるだけではなくて、普段からもっとゴミについて関心を持ってもらいたい、そこから初めてゴミの減量化やリサイクルに繋がってくるのではないかと思っています。

 

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