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ビジネス事例紹介 環境ビジネス成功の秘訣

豆腐残渣等を利用したメタン発酵実証化試験

町田食品株式会社

富士市にある町田食品鰍ナは、このほど静岡県小型メタン発酵プラント事業化推進協議会に加入し、豆腐残渣等を利用したメタン発酵実証化試験を同協議会の事業として開始した。まだ始まったばかりの取り組みをいち早く紹介したい。



町田食品鰍ヘ昭和44年8月設立、豆腐類その他関連商品の製造を行う富士市の企業で、現在、本社の他、同市内大渕工場と関連企業(富士サンフード梶A潟\イフード)と合わせて約170名が業務に従事している、県下でも指折りの豆腐製造企業だ。静岡県に籍を持つ人であれば、同社の製品を一度は口にしたことがあるはずで、最近では県外でも同社の商品を見るほどである。

町田食品鰍ナは、商品製造工程で大量の豆腐残渣や厚揚げ残渣等が発生している。現状では産業廃棄物として処理しているが、これを有効活用したいと考え、メタン発酵へ取り組むこととなった。
事前に県工業技術研究所にて実験室規模で基礎試験を行った結果、豆腐や厚揚げは、中温メタン発酵にて比較的容易にガス化することが確認された。更に実験室ではガス発生効率や分解効率を詳細に調べて、それぞれの原料について最適な投入負荷を設定した。
続いて、県工業技術研究所の可搬型メタン発酵パイロットプラントを町田食品椛蝠」工場敷地内に設置して、工場で発生する豆腐残渣をプラント規模試験で処理するメタン発酵実証化試験を開始した。最初は少量の豆腐を投入する低負荷から開始したところ、試験開始から20日目からガス発生が確認され、50日目からは順調なガス発生量と分解効率が確認されている。今後は、基礎試験で設定した投入負荷まで徐々に負荷を上げる予定である。実証化試験は9月末まで行われる予定で、同協議会では今回の実証試験結果を「豆腐残渣類のメタン発酵におけるモデルケース」として、費用対効果試算や環境アセスメントの結果を一般に公開する計画である。

同協議会では、既にレトルト食品残渣、水産加工廃水などについてメタン発酵実証試験結果を発表しており、今回、町田食品が加入したことで、豆腐についても知見が培われる。

 

町田食品に設置された可搬型メタン発酵パイロットプラント



町田食品株式会社 (窓口:常務取締役 杉山勝氏)

【本社】 静岡県富士市久沢269-1
TEL.0545-71-3833 FAX.0545-71-2910

【大渕工場】 静岡県富士市大渕字元篤3800-50
TEL.0545-35-7780 FAX.0545-36-0016

小型メタン発酵プラント事業化推進協議会

事務局:一般社団法人静岡県環境資源協会
静岡市葵区追手町44−1
TEL.054-252-9023 FAX.054-652-0667

 

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