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ビジネス事例紹介 環境ビジネス成功の秘訣

県産材・間伐材利用が拡がっています(共和成産株式会社)

共和成産株式会社

設立年月:1956年4月
資本金:5千万円
従業員数:30名

静岡県では、森林税を設け、森の力再生事業として、荒廃している県内の森林資源の復元・保全事業を行っている。全国的にも間伐材や地域の木材を使う動きが広がっている中、藤枝市で木材加工を営まれている共和成産株式会社に伺い、建築業界の動向や間伐材利用製品についてお話を伺った。

 

 


---はじめに会社概要からお願いします

はい、当社は創業56年の木材加工メーカーで、インテリア用とエクステリア用の製品の製造・販売を行っています。

具体的には、住宅用内装パネル製造、住宅機器製造と販売、エクステリア・ガーデニング商品の製造・販売、インテリア・内外装建材の製造・販売で、各種パネルや家具、木製品、デッキ、壁・天井、等々、暮らしの中の様々な木製品を約30商品製造しており、特にOEM製品の製造により、建材メーカー様が主なお客様となっております。

インテリア製品は、建築基準法の内装制限による不燃材の使用推進等もあり、木材だけでなく、石膏ボードやプラスチック、窯業系の材料等も扱っております。

製造される様々な製品

壁内装材等

  サンドブラスト使用製品

印刷で古木を再現

エクステリア製品は、従来、天然木や集成材を使用していたところに、プラスチックと木粉から作られる人工木や、間伐材を使用した製品の普及が顕著です。前者は、木材に比べて劣化(退色、ささくれ、ひび割れ)が少なく、後者は、行政の国内・県内木材の使用推進施策により、普及が急速に広まってきています。

―――製品やカタログを拝見させていただきましたが、かなり凝った木材製品が多いように見受けられますが?

そうですね、従業員はみな、製品の開発が大好きです。特にNCルーターという、木を加工するための機械は十数台あり、おそらく県中部地域でこれだけの数のNCルーターを保有している企業はうちだけではないかと思います。

ただし、研究開発や技術は、磨けば磨くほど凝った製品開発へ向きがちですが、消費者の好む傾向というのが、やはり一番市場を左右しますので、苦労する部分ではあります。

とはいっても、多彩な技術については店舗さん等からのニーズは多いので、当社の強みでもありますね。

―――さきほどのお話にもありました間伐材を使用した製品等についてはどういった製品があるんですか?

本県産の間伐材を使用した製品は以下の2つです。1つ目が「アシストチェア」といいまして、玄関等の壁面に収納ができる椅子です。

ご存知かと思いますが、集合住宅等は玄関とフロアの高さがほとんど同じ構造のところが多く、座って靴を履くことが難しい上、特に女性はブーツを履くのが大変で、さらにお年寄りは、床に座って靴を履くのも困難です。

狭い日本の狭い玄関に椅子を置くことは現実的ではありませんので、そういった理由からこの製品が考案されました。

アシストチェア

システムウッドタイル

もう1つが「システムウッドタイル」です。プラスチックの枠の上に木材を貼り付けた構造で、どなたでも簡単にジョイントして木の床を作ることが可能です。

木材は、県内産間伐針葉樹(外国産もあり)、人工木、ハードウッドの3種類があり、針葉樹は屋内専用、残りの2者は屋外でも使用ができるようになっています。

屋内用は浴室や、コンクリート剥きだしのガレージ、またユーザー様のご要望で、木の床にしたいところにはさまざまなところに使用できます。テラスや浴室は裸足で歩く機会も多いので、よく利用される場所ですね。

屋外用は、ベランダや屋上などで利用できるんですが、こちらの製品、実は、マンションにお住まいの方の需要がとても多いんです。

最近のマンションはベランダの面積を広くとる構造が多いのですが、実際は、洗濯物を干す程度であまり用途がないといわれています。そこでベランダにシステムウッドタイルを敷くことで、部屋の中のフローリングの続きのように見える効果があり、ベランダを部屋の続きとして捉えることができるのです。

また、フローリングとベランダの段差が解消されるという安全上のメリットもあります。せっかく購入したマンションを、隅々まで手を入れて、快適に生活したいというユーザー様の思いの表れではないでしょうか。

―――最後に、今後の展開についてはいかがでしょうか?

先日、ビッグサイトで開催された業界の見本市で、インテリア壁材として2つの新商品を発表しました。

1つはケイ酸カルシウム板にサンドブラストで模様を入れたもの。もう1つが不燃材素材に印刷で古木を表現したものです。今までにない質感が表現されますので、是非ご覧いただければと思います。

それと、間伐材等県内の木材を使用した製品の普及促進に力を入れていきたいです。

―――本日はありがとうございました。

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KYOWAブランドの製品は、木材の生命力、自然の温もりを活かし、多くの方々から、高い評価を受けています。住宅用の内装パネル、濡れ縁、ひさし、ウッドタイル、ウッドデッキ、面格子、パーテーションなど、ライフシーンを彩る多彩な製品をご提案していきます。

 


山内 裕貴(やまうち ひろき)
共和成産株式会社 企画課 課長
生まれ 昭和50年2月13日
平成12年入社


 


共和成産( http://www.kyowa-seisan.co.jp/ )
藤枝市泉町20番地
TEL054−635−3331
FAX054−635−0788

 

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