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ビジネス事例紹介 環境ビジネス成功の秘訣

射出成形機保温カバー

河辺商事株式会社

創業:昭和3年
資本金:4,400万円
従業員数:35名

当社は昭和3年河邊源作商店として静岡市両替町に開業、釘や針金の販売を生業とし、昭和23年に渇ヘ邊源作商店に組織変更、昭和45年に現在の名称である河辺商事に社名変更、平成に入り資本金を4,400万円に増資しました。
現在の事業内容は、鋼材・非鉄金属・資材の販売及び加工です。加工は各種切断、折曲、溶接、組立、メッキ等、ニーズに合わせた総合的な加工を実現しています。




様々な金属加工に対応

プラスチック製品製造機械「射出成形機」

射出成形機はプラスチック樹脂を溶かして型に流し込み、プラスチック製品を量産する機械です。静岡はプラモデルの生産地として名を馳せたこともあり、たくさんの射出成形機があります。プラスチック樹脂を溶かすための高温の熱源(150〜350℃)を持つため、機械周辺は暑くなり、また複数台の射出成形機があると室内全体の気温が上がり、作業環境の悪化を招いていました。射出成形機のエネルギー源は電気で、多量の電力を消費し、これに加えて室内の温度を下げるエアコンの使用により、プラスチック成型業界では電力使用量増加とそれに伴う電気代に頭を痛めていました。


射出成形機保温カバー「サーモキーパー」

射出成形機の熱源であるバンドヒーターは安全のための簡単なカバーがあるだけで、約30%ものエネルギー(熱)を空気中に放出していました。そこで河辺商事では、静岡サーモ鰍ェ約40年前に開発・商品化した鉄製の外皮に高温耐久性のある保温材料が入ったカバーを共同生産し、販路拡大に取り組みました。射出成型機は大きさや形も様々のため、保温カバーも基本的には全てオーダーメイドとなりますが、金属加工を総合的にカバーしていたため、これらのニーズに細かく応えることができました。

鉄カバーとの比較では、鉄カバー時の消費電量18.3kwhに対してサーモキーパーは8.51kwhで、削減量は9.79kwhと50%以上の削減となりました(650t成形機による比較実験)。設備投資を約1年で償却できるため大ヒットし、現在までに、国内外3万台を出荷しています。
保温カバー導入により、保温面積が大きくなり再加熱などの余分な電力が不要、外気の影響を受けにくくなるので成形条件が安定、室温の上昇を防ぐため、エアコンの稼働を押さえられる、作業環境の向上に繋がる、機械の立ち上げ時間の短縮などのメリットがあります。



サーモキーパー(ミニチュア)外観


サーモキーパー(ミニチュア)側面


サーモキーパー(ミニチュア)内側

今後の展望

エネルギー資源の乏しい日本において、エネルギーを有効に使う事は常に課題とされています。そして、環境変化が問題視されている中、長年販売しているサーモキーパーは省エネや温暖化対策にとても有効な商品と考えています。また、この断熱技術を応用し、大型切削機械の熱変形を防ぎミクロン単位の加工精度を維持するための機械カバーも製作しています。これらの商品は、弊社にて製造販売を行っていることから、お客様の業績向上につながるコストパフォーマンスの高い商品となっています。これからも様々な提案を通し、社会に貢献し、社会に必要とされる商品やサービスを提供していきます。

一言PR

弊社は「お客様に役立つ情報と加工ノウハウの提供」を事業コンセプトに、鉄・ステンレス・アルミ等の鋼材とその加工品の販売をしております。少子高齢化や人手不足の中、多くの企業で取り組まれている生産性向上や加工問題の解決に取り組んでおります。自社設備を活用し、一品一様、少量多品種のご注文を多く戴いております。鋼材や加工に関することは、是非弊社にお声掛け下さい。



河邊博信(かわべ ひろのぶ)
河辺商事株式会社代表取締役

河辺商事株式会社
静岡市葵区沓谷6丁目18番地の8
電話:054-261-5101 FAX:054-263-5090


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