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ビジネス事例紹介 環境ビジネス成功の秘訣

法面緑化工法(富士見環境緑化株式会社)

富士見環境緑化株式会社

資本金:9,600万円 (平成21年3月31日現在)
設 立:(昭和41年)8月5日
従業員数:27名

静岡県では、リサイクル製品の利用の推進を図ることにより、廃棄物の減量と再利用を推進し、もって循環型社会の構築を目指すことを目的として、平成17年度に「静岡県リサイクル製品認定制度」を創設した。今回は認定製品である「ウッディソイル材」「エコサイクルコンポ」を販売している株式会社富士見環境緑化の静岡支店次長小柳津倫生氏と、「ウッディソイル材」を製造している有限会社丸十産業の代表取締役大石直司氏にお話を伺った。

 

フジミのエコ

 


---最初に会社名について教えてください。平成22年8月1日富士見緑化鰍ゥら富士見環境緑化鰍ノ変更されましたが,環境に対する近年の動向はいかがですか。

弊社を含む富士見グループ会社は、林地残材並びに木材産業の端材として生じた木質部をチップ化する,余剰となっていた樹皮を堆肥にする業を行って参りました。結果としてみたら、木質のリサイクルを産業廃棄物の概念がまだ薄い時期から取り組んできたのだなと感じています。

その後も不要となってきた資源を有効活用するべく、浄水場や下水処理場の汚泥の活用などに取り組み、様々な製品化を進めてまいりました。

その中で弊社は主に緑化事業に携わってまいりましたが、この度「環境」を社名の真ん中に加えることで、環境視点からの事業展開を進めていく事を鮮明に打ち出しました。

---主力製品であるウッディソイル材、エコサイクルコンポの用途やセールスポイントは何ですか?

どちらも、土を動かし山を切り取ってできる斜面の法面(のりめん)緑化の緑化基盤材に使用するもので、静岡県内で発生した木質廃棄物を原料として生産しています。この法面の緑化は、市場単価方式に平成6年に登録された工法であり、日本全国で汎用化され活用されている工法です。登録いたしました両製品は県のリサイクル認定を受け、県内では静岡空港のアクセス道路をはじめとしたさまざまなところで活用されています。

エコサイクルコンポは、県内の木材産業から生じる樹皮,建設現場から発生した枝葉,根株と、同じく県内で発生するコーヒー粕,下水汚泥コンポストなどいくつかの原料を混ぜて堆肥を製造します。これに法面緑化の緑化基盤材として適するように、他資材を配合して製品化しています。

ウッディソイル材は、弊社が開発したウッディソイル工法で用いる生のチップのことです。ウッディソイル材は、県内西部地区の現場で発生した剪定枝などを丸十産業さんが破砕選別し、施工に適する大きさにしたものを製品化しています。

施工の経緯

施工の経緯

---ウッディソイル工法の特徴について教えてください。

法面緑化では通常は木質を腐らせた堆肥を吹き付けるのですが、生のチップを現場で混ぜて使う新工法となります。生のチップをそのまま使えることで、製造時間の短縮にもなりますし、全体の施工費用も抑えることも可能としています。

施工の経緯

---ウッディソイル材は糾ロ十産業で製造されていますが,貴社とどのような役割分担で事業展開されていますか?

富士見環境緑化では工法開発者の立場より、企画・販売・品質指導を行っています。製造工程は、丸十産業さんにお願いしています。

---施工後の緑化状況はいかがですか?

本工法は、生のチップに副資材(堆肥など)を混ぜた状態で法面に吹付けて施工しています。副資材を混ぜることは、生のチップのみでのデメリット(発芽・生長不良)を回避するためになります。生のチップを活用しても従来の工法とほぼ同じ緑化を図ることが可能となり、またコスト縮減に繋がる事からもご好評をいただいています。

収集した木質廃棄物の剪定枝

剪定枝をチップ化している様子

−製品としての評判はいかがですか?

弊社のウッディソイル材は、従来の工法より安く施工できる事に加え、品質が認められている県のリサイクル認定品であることが大きな特徴です。県内の使用例として静岡空港のアクセス道路の法面緑化では、工法が採用されウッディソイル材を用いていただきました。

腐らせた堆肥からは濁水が発生し問題が生じることがあるのですが、その量が少ないことも採用された理由であったと話を聞いています。原料のほとんどが静岡県内のもので、さらに加工や施工も県内で行える一連の体制が整っていることから、地産地消のビジネスモデルとして環境に貢献していると自負しています。

自信を持ってオススメできる品質と低価格が両立された良い製品ですので、今後とも行政・コンサルタントなどにPRしていきます。

−では最後に今後展開しようとしている取り組みはありますか?

より環境に配慮した新しい法面緑化工法として、製品袋の有効活用に取り組んでいます。製品自体がリサイクル品でも、その商品のパッケージが廃棄物として発生してしまう事が、今までジレンマとしてありました。

パッケージのポリ袋の排出量は大規模な工事となると膨大な量となります。廃棄物発生抑制のため、この袋を施工現場で裁断・加工・粒化し、緑化基盤材と一緒に吹きつけることで、施工現場から廃棄物が発生しなくする工法を導入しようと開発致しました。

粒となったポリ袋は吹付仕上り後の通気透水性を高め、植物の健全な生長に寄与できます。平成22年8月に国土交通省のNETISに登録が完了し、今後普及に向けた活動を進めていきます。

一言PR
当グループの創業精神として、「ありがたい」「もったいない」「世の中のお役に立つ」を掲げ、創業以来一貫して『資源のリサイクル』を事業の柱として参りました。そして、これからも『資源のリサイクル』を通じて「豊かなうるおいある生活環境の創造」に邁進して参ります。

 

小柳津 倫生(おやいづ みちお)
富士見環境緑化株式会社静岡支店 次長
生まれ 昭和49年3月22日
入社  平成9年 富士見緑化(株) 入社

大石 直司(おおいし なおじ)
有限会社丸十産業 代表取締役
生まれ 昭和31年6月7日
経歴   平成8年 代表取締役就任
入社  昭和58年 入社
成果  平成12年 木くずのリサイクル業に着手
平成17年 ウッディソイル材協力工場に加盟

 

富士見環境緑化株式会社( http://www.fujimi-ryokuka.co.jp/info_rinen.html )

〒422-8026  静岡県駿河区富士見台1丁目21番22号
TEL:054-284-3060/FAX:054-283-2969
お問合せ:http://www.fujimi-ryokuka.co.jp/contactus.html

 

 

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